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「心の故郷 日本の民謡」ライナーノート No. 1

  • 執筆者の写真: クリフォード
    クリフォード
  • 2020年8月17日
  • 読了時間: 2分

iTunes Storeで好評配信中!「心の故郷 日本の民謡」シリーズのライナーノート、第一弾、第二弾分をご紹介します。   




民謡とは日本各地の生活や風俗の中で誰うたうともなく唄い出し、口から口へ伝承され、時の移ろいと共に洗練され自然に広まった経路があります。その背景には郷土生活での作業、労働に拍子をつけ、楽しさ、美しさを高め、心を動かす自然の曲律があります。いわば郷土に生まれた日本人の心の故郷がここにあると言えます。

この貴重な文化を残すべく故藤尾隆造氏が全国を巡り監修したのが本シリーズ「心の故郷 日本の民謡」です。



この「心の故郷 日本の民謡シリーズ」は故藤尾隆造氏が監修したもので、当初カセットテープで発売されたものをデジタル化したものです。

藤尾氏は民謡を次のように定義付け要約しています。

「民謡は民族生活の潜在意識によりにじみ出た生活そのものの声である。すなわち、

1.詩と音楽の自由形である。

2. 時代性と民族性に根ざした郷土性。

3. 表現法に特定の規律、制約がない。

4.旋律と言葉が不離一体である。

5. 作者と歌い手が直ちに同化しやい。」・・・等々。

そこには聞き手、歌い手の仕切りがなく、庶民的交流があります。民謡の本質を探ることで祖先と郷土に限りない愛着を見つけ、分かち合えることができると氏は云います。




 
 
 

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