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執筆者の写真クリフォード

「鹿角綱より唄」

「心の故郷 日本の民謡」シリーズの「秋田民謡編 第五集」に収録されている、

「鹿角綱より唄」を故藤尾氏の解説でご紹介します!


綱より唄は鹿角の大湯、関上が発祥の地である。

現在では唄われていないが、昭和三十年ごろまでは唄われてきた。

この唄はいろりの上に火棚といって薪を乾燥させる棚をつる綱を作る時の作業唄で、家の新築、又、茅葺屋根の葺替えの時には必ず唄われたという。

四人一組で綱をよりながら、酒を飲み、七七七五調の色々の歌詞を唄ったと言う。





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