「心の故郷 日本の民謡」シリーズの「津軽民謡編 第二集」に収録されている、「黒石よされ節」を故藤尾氏の解説でご紹介します!
独特の囃し言葉で八月十七日から三日間街中をあげて踊られる送り盆の唄である。
とくに、街中を流してあるく「よされ流し踊り」は土地の風土の味わいがある。
踊りの歴史は古く文久年間、黒石藩主の奥方にご覧いただくためにお城の中へ入り踊って見せたと郷土史の記録にある。
この踊りは武士、町民の別なく踊られ、武士も姿を変え、女装する者、男女の見分けがつかない扮装などして夜明けまで踊られた。
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