「心の故郷 日本の民謡」シリーズの「長崎民謡編 第三集」に収録されている、
「五島ハイヤ節」を故藤尾氏の解説でご紹介します!
ハイヤとは九州地方で南風の事を「ハエの風」というがこれが訛ったものとされる。
漁師が出漁中遭難し,夫を亡くした未亡人が憂さをはらすため小皿を持ち寄り,この踊りを踊ったのがハイヤ節のおこりである。
九州各地にハイヤ節が存在するが、元は熊本県の牛深ハイヤ節が漁師達により五島にも伝えられた。現在では航海の安全,大漁,豊作を祈願する踊りとして伝えられている。
全国にあるハンヤ節、ハエヤ節、アイヤ節、おけさなども同様のルーツで広まっていったと考えられる。
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