「心の故郷 日本の民謡」シリーズの「埼玉民謡編 第二集」に収録されている、
「埼玉盆唄」を故藤尾氏の解説でご紹介します!
この唄は囃し言葉などから考えても伊勢音頭の流れであろうと考えられる。
お伊勢参りが各地に色々な唄を生ましたのかもしれない。
私は昭和三十年頃に始めて聞いた。
蕨、戸田付近に残っていたもので、盆踊りとして寺の境内などで四つ竹を持ち、木曽節などと同じように踊り手が唄い、唄い手が踊るといった形式のものである。
曲名についてお年寄りに聞き回ったが知っているものがいないので昭和三十二年に研究家、故小山竹秋氏により埼玉盆唄と提案がありこの曲名となった。
埼玉県には盆唄と名のつくものが他になかったのである。
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