「心の故郷 日本の民謡」シリーズの「山形民謡編 第三集」に収録されている、
「山形大津絵」を故藤尾氏の解説でご紹介します!
この唄は山形村山地方で昔から唄われてきた祝いの唄の一つである。
大津絵というのは江戸時代、近江の大津で売りだした走り書きの絵で、元は仏画であったという。
それが戯画に転じ、その画題を俗謡にしたのが「大津絵節」の起こりとされている。
この俗謡は全国に広がり、替え歌もでき、それぞれの地方の民謡として定着していった。
現在歌われる歌詞の一番は大正の政治家で自由民権運動の指導者であった、河野広中の作詞である。
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唄本「大文字 日本の民謡」にも収録されています。
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