「心の故郷 日本の民謡」シリーズの「北海道民謡編 第四集」に収録されている、
「ソーラン節」を故藤尾氏の解説でご紹介します!
ソーラン・ソーランと掛声から唄いだされるので「ソーラン節」と言われているが、本来は鰊漁の「沖揚げ音頭」である。
鰊漁にはいろいろな方法があるが、中でも建て網は代表的な漁獲方である。
枠網の中に入った鰊を大きなタモですくい上げる時の作業唄でタモの動きとともに唄う。
ソーラン・ソーランはソラ・ソラの催促であり、ハイハイはその答えである。
時に勝手気ままに色々な文句をはさみこんでは、辛い北の海での気を紛らわしたものだという。
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唄本「大文字 日本の民謡」にも収録されています。
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