top of page
  • 執筆者の写真クリフォード

「夏の山唄」

「心の故郷 日本の民謡」シリーズの「宮城民謡編 第二集」に収録されている、

「夏の山唄」を故藤尾氏の解説でご紹介します!


「朝の出がけにどの山見ても、霧のかからぬ山はない」を一番に唄っていた夏の山唄が、何時頃からか「啼くなチャボ鳥・・」が代表的歌詞になってしまった。

この類の唄は福島、山形、岩手にもある。まだ明けやらぬ頃、馬の背に乗って浅草狩りに行く農夫の姿が見えるようである。

のどかな農村風景を目に浮かべながら唄ってほしいものです。




CDアルバムの購入はこちらから


唄本「大文字 日本の民謡」にも収録されています。




0件のコメント

最新記事

すべて表示

「玄如節」

「心の故郷 日本の民謡」シリーズの「福島民謡編 第二集」に収録されている、 「玄如節」を故藤尾氏の解説でご紹介します! 唯一の会津生まれの民謡で村祭りになると神社境内はいっぱいになり唄いはやされたという。 唄の意味は、若松市丁寧寺に玄如という小坊主がおり大変な美男子だったという。 若い娘たちが一目玄如を見ようと寺を訪れるが姿は見えない。 朝水汲みに出るとの噂があり早朝に寺にいくが朝霧で見ることがで

「お立ち酒」

「心の故郷 日本の民謡」シリーズの「宮城民謡編 第一集」に収録されている、 「お立ち酒」を故藤尾氏の解説でご紹介します! お立酒とは立振舞酒の意味であり、祝言の席を立った、嫁なり婿なりに付き添ってきた先方からの客に、庭前で大茶碗、または大盃になみなみと酒を注いで振る舞うことである。 別れの唄なので悲しみを込めて唄います CDアルバムの購入はこちらから 唄本「大文字 日本の民謡」にも収録されています

「かくま刈り唄」

「心の故郷 日本の民謡」シリーズの「山形民謡編 第一集」に収録されている、 「かくま刈り唄」を故藤尾氏の解説でご紹介します! 「かくま」とは食用にならないゼンマイのこと。 成長すると大きく枝をはり邪魔になるので下刈りをする。 これをかくま刈りという。 山形へぬける峠越えの道の下草刈りに唄われていた。 CDアルバムの購入はこちらから 唄本「大文字 日本の民謡」にも収録されています。 #民謡 #心の故

bottom of page